シクラメンのお手入れ方法

■ シクラメンの選び方

花がキレイなのは大前提ですが良いシクラメンを選ぶコツとしては

  1. 葉が小さく出来るだけ多いこと 
    (葉1枚につき花が一花咲きます)
  2. 葉を手で押して押し返してくるくらい力があること
    (葉の強さ、株の強さ)
  3. 株がしっかりしていること
    (型崩れしにくく、長持ちします)

シクラメンお手入れ

置き場所

  1. レース越しくらいの明るい場所で、なるべく暖房のない場所が最も適しています。
  2. 暖房がある場所でも暖かすぎなければ大丈夫ですが、暖房の吹き出し口や暖房の近くではいためる原因となります。
  3. 暗い場所しかない場合は、1日3~4時間程度日光に当てて光合成をさせてあげるとより良いでしょう。
  4. 最も適した置き場所としては、玄関などです。

温度

  1. 適温は5~15℃です。また、1日の温度差を10℃以内に抑えることも大切です。
  2. シクラメンは高温よりも低温を好む植物なので、多少寒くても問題ありません。

 

水やり

  1. 土の表面が乾いたら底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えましょう。
  2. 葉や花に水がかかると傷んだり腐ってしまいますので先の細いジョウロを使用するか、葉を手でよけて水を与えるようにします
  3. 株元に直接水がかからないように、縁の土の部分にかけます

花がら摘み

  1. 花が枯れてきたら花茎の根元から摘み取り常に株をきれいにしておきましょう。
  2. 葉も黄色く枯れてきたら同様に株元から摘み取ります。
  3. 花がらをそのままにしておくと新しい花が咲いてこないので花がら摘みはこまめに行いましょう。

 

肥料

  1. 肥料は9月~翌5月まで2ヶ月に1回土の表面に化成肥料(プロミックなど)を施します。
  2. 化成肥料の代わりに1週間に1回1000~2000倍の割合で薄めた液体肥料(ハイポネクスなど)を施しても大丈夫です。

 

最後に、「自分はシクラメンの育て方が下手だ」と思っている方へ

一所懸命手をかけ、肥料を上げ、水を上げてもすぐにダメにしてしまう・・・

そんな時はあなたの責任では無いかもしれません。

買ってきたシクラメンの株自体が良くない、ダメ株な場合の方が多かったりするのです。

良い生産者さんが作ってくれた良いシクラメンはあまり手をかけないでも元気にキレイに咲いてくれるのです。

逆に雑に作られたシクラメンは、お客様のお手元にいった後にいくら手をかけても良いものにはなりません。

是非、品質の良いものを選び飾ってみてください。その手入れの簡単さにきっとびっくりすると思いますよ。

 

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